Git操作をずーっとGUIに頼って生きてきました。特にGitHub DesktopとSourceTreeには大変お世話になっております。
しかしそんな私を馬鹿にしたように笑い、
「SourceTreeはできないこともあるんでコマンドで操作した方がいいっすよ~」
と言ってくる同業者がいました。
完全に上から目線で若干イラッときましたが、まあ、確かにその通りです。悔しいですが少しだけGitのコマンドを使うようになりました。
今回ご紹介するのは
リモートのブランチをローカルに作成して、かつチェックアウトする方法
です!
コマンドと解説
書き方は以下のとおりです。
git checkout -b ローカルブランチ名 origin/リモートブランチ名
「ローカルブランチ名」のところに、ローカルに作るブランチ名を入れ、「リモートブランチ名」のところに、リモートのブランチ名を入れてください。
「origin」というのはレポジトリの場所(URL)の別名です。
例えばこんなリポジトリがあったとします。
【リモートブランチ】
- origin/master
- origin/branch_a
- origin/branch_b
【ローカルブランチ】
- branch_a
この状態で「branch_b」をローカルに作成してチェックアウトしたい場合、下記のように書きます。
git checkout -b branch_b origin/branch_b
すると……
【リモートブランチ】
- origin/master
- origin/branch_a
- origin/branch_b
【ローカルブランチ】
- branch_a
- branch_b
このようにローカルブランチに「branch_b」が追加され、ローカルブランチの「branch_b」にチェックアウトした状態になりました。
「-bってなんぞ?」と思いますよね?これは、
-b オプションを付けると、ブランチの作成と作成したブランチへの切り替えを1コマンドで実行できます。 by サルでもわかるGit入門
という便利なオプションです。
もし-bオプションを付け忘れてしまうと、以下を再度指定しなければなりません。
git checkout -b other_branch
-bオプションの付け忘れに注意です!